飛騨高山「一泊二日」のゆるり旅!古い町並みなど定番観光スポットから昭和レトロもご案内

旅行

岐阜県に位置する「飛騨高山」。

「飛騨の小京都」と称される趣のある古い町並みや飛騨牛をはじめとする美味しいグルメも満喫できる観光スポットです。

朝市などを楽しみ、「高山陣屋」などでは飛騨の歴史や文化に触れることもできます。

この記事では、飛騨高山の「古い町並み」など定番観光スポットから昭和レトロまで!「一泊二日」でゆっくりと見てまわれるプランをご案内いたします。

 

【飛騨高山】一泊二日のゆるり旅!プラン内容

「一泊二日」プラン内容は以下の通りです。
特に初めて飛騨高山観光に訪れる方におすすめです!

●一日目(時間は目安です)
・自宅から飛騨高山へ移動
・13:00 飛騨高山着 →「古い町並み」へ
・15:00 高山陣屋へ
・15:40 中橋へ
・16:00 ホテル・旅館 チェックイン
・温泉や食事を楽しむ
・19:30 中橋ライトアップや夜の古い町並みを散策
・20:30 ホテル・旅館に戻る
・再び温泉などを楽しみ就寝
●二日目(時間は目安です)
9:00 ホテル・旅館 チェックアウト→朝市へ
10:00 昭和レトロスポットを楽しむ
*飛騨高山レトロミュージアム・高山昭和館・古い町並み美術館
12:00 昼食
13:00 東山遊歩道に散策へ
15:00~17:00 お土産などを見て帰路

次の章から各観光スポットの特徴をご紹介いたします。

 

【一日目】飛騨高山の古い町並み


出典:photo AC

●飛騨高山の古い町並みとは!

・国選定重要伝統的建造物群保存地区
・江戸末期~明治中期の建造物が軒を連ねる
・JR高山駅から徒歩 約12分
・店舗は夕方(17時頃)には閉店

JR高山駅から歩いて約12分の場所にある飛騨高山の観光スポット「古い町並み」。

飛騨の国を治めていた金森長近が城下町を造り、その商人町として繁栄した一部が「古い町並み」と呼ばれています。

「国選定重要伝統的建造物群保存地区」にも指定され、歴史と趣のある町並みが楽しめる場所です。

観光の中心地でもあり、お土産・食事処、カフェや酒蔵などが軒を連ね多くの人で賑わっています。

古い町並みでのお楽しみの一つは食べ歩き!

定番の「みたらしだんご」はもちろん!やっぱり飛騨高山に観光にきたら外せない「飛騨牛にぎり寿司」!


出典:photo AC (「飛騨 こって牛」左:飛騨牛トロさしにぎり 右:三種盛り)

特におすすめは「飛騨 こって牛」の ” 三種盛り ” や ” 飛騨牛トロさしにぎり ”です。

他にも、牛まん喜八郎「飛騨牛まん」、じゅげむの「飛騨牛串焼」、助春「飛騨牛ミンチカツ」なども食べ歩きの定番メニューです!

古い町並みや周辺には雰囲気の良いカフェも多いので、歩き疲れたらひと休み!

お酒好きな方には嬉しい!酒蔵もありますよ!

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出典:アソビュー 【岐阜・高山・酒蔵見学】ハッピープラス

ちなみに、酒蔵見学にご興味のある方は、酒造りや歴史的な背景を学びながら「5種類のお酒の試飲」も楽しめるツアーもあります!
*「アソビュー」から申し込むと最大17%オフとお得です。
*アソビュー:【高山・酒蔵見学】5種類のお酒試飲付き!歴史ある酒蔵の見学ツアー

 

また、風情のある古い町並みを人力車で周遊するプランもありますので、旅の想い出に体験してみるのも良いですね!


出典:photo AC

人力車の事前予約は「じゃらん」「アクティビティジャパン」でも可能です!

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●じゃらんで予約「飛騨高山・観光人力車 ごくらく舎」
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古い町並みのお店は、だいたい夕方の17時ぐらいには店を閉めますので、お土産や食べ歩きを楽しみたい方は気をつけてくださいね。

ただ、店が閉まり人通り少ない夜や早朝の静かな古い町並みもおすすめです。

賑わっていた昼間の雰囲気とは違った趣を楽しめるでしょう。


写真提供:(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会 (古い町並み 夏の夜)


写真提供:(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会 (古い町並み 夏)


写真提供:(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会 (古い町並み 冬)

 

【一日目】高山陣屋で歴史にふれる!


写真提供:(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会 

●高山陣屋を簡単にいうと!

・国指定史跡
・徳川幕府直轄地となった後、代官・郡代が政治をおこなった役所。
・代官・郡代の主要建造物が残っているは「高山陣屋」のみ!
・明治以降も昭和44年まで県事務所として使用されていた。
・JR高山駅から徒歩 約10分
・入場料:440円 / 高校生以下 無料
・営業時間:8時45分~17時(3月~10月)
・・・・・:8時45分~16時30分(11月~2月)
・休館日:年末年始(12月29日、31日、1月1日)

高山駅から徒歩10分ほど、古い町並みから中橋を渡ってすぐの場所に「高山陣屋」があります。

徳川幕府直轄地後に代官・郡代が政治・執務をおこなった役所で、1929年(昭和4年)に「国指定史跡」となりました。

代官・郡代が執務をおこなう以外にも居住地としても利用されており、館内は「執務をおこなう場所」「居住場所」「米蔵」と分かれています。

高山陣屋は裁判所としての役割も兼ねており、「御白洲」と呼ばれる取り調べなどおこなう部屋には当時の拷問道具も展示されています。


写真提供:(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会 

また、館内には「真向兎(まむきうさぎ)」という可愛い釘かくしのうさぎが多数いますので見学の時に探してみてください。
*安産祈願や火災から建物を守る「魔除け」の意味合いがあるそうです。


写真提供:高山陣屋 

飛騨高山の町を歩いていると「うさぎ」をモチーフにしたカフェやお土産、雑貨、お酒なども販売されていますので、ご興味のある方は見てみてくださいね。

高山陣屋は明治以降も県事務所として使用されていましたが、事務所移転に伴い江戸の頃の姿へと復元され一般公開されています。

 

【一日目】飛騨高山のシンボル!中橋


写真提供:(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会(春:桜ライトアップと中橋)

●飛騨高山の中橋とは!

・JR高山駅から徒歩 約12分
・宮川に架かる赤い橋
・季節ごとの景色とライトアップを楽しめる
・高山陣屋と古い町並みのすぐ近く

宮川に架かる赤い橋「中橋」は、飛騨高山のシンボルともいえる橋で四季折々の風情のある景色を楽しめる観光スポットです。

高山陣屋や古い町並みからも近く、アクセスしやすいので飛騨高山に観光にきた際には、ぜひ立ち寄りたい場所です。

また、季節ごとの美しい景観をライトアップしていますので、夜の古い町並みとセットで散策してみてください。
*中橋ライトアップは、季節ごとに期間限定でおこなっています。
*ライトアップ時期は公式サイトなどでご確認ください。


写真提供:(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会 (秋:紅葉の中橋)

 

【二日目】飛騨高山の朝市を楽しむ!

飛騨高山では「宮川朝市」と「陣屋前朝市」の二つの朝市が楽しめます。

宮川朝市


写真提供:(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会 

●宮川朝市

・JR高山駅から徒歩 約10分
・宮川沿いに軒を連ねる朝市
・4月~11月:朝7時~12時
・12月~3月:朝8時~12時
・出店数:30~40店舗(日によって出店数は変わります)
・野菜・果物・漬物・食品・民芸品・花・フード・カフェなど

「宮川朝市」は宮川沿いで開催され春の桜、秋は紅葉と共に朝市を楽しめます。

地元・飛騨の新鮮野菜、果物、民芸品などが並び、見てまわるのがワクワクします。

そして、「宮川朝市」は食べ歩きにも嬉しいフードやカフェも!

食べ歩きで珍しいな!と思ったのは「ノアドココ 飛騨高山プリン」の”ホットプリン”です。

温かいプリンは、冬の冷えた体に優しく濃厚で美味!

コマコーヒーでは、クッキーで出来たカップで本格エスプレッソを楽しめます。

その他にも、定番のたこ焼き、たい焼き、みたらし団子など!

陣屋前朝市


写真提供:(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会 

●陣屋前朝市

・JR高山駅から徒歩 約10分
・高山陣屋前で開催される朝市
・4月~12月:朝7時~12時
・1月~3月 :朝8時~12時
・出店数:30店舗(日によって出店数は変わります)
・野菜・果物・漬物・食品・民芸品・花など

高山陣屋前が会場の朝市で、飛騨の野菜・果物・漬物・食品・民芸品・花などがお店に並びます。

また、陣屋前朝市で並んでいる飛騨の民芸品は全て手作りの商品です。

宮川朝市より規模はコンパクトですが、地元の朝市の雰囲気を楽しみたい方やゆっくりのんびり見たい方にもおすすめです。

時間がある方は「宮川朝市」と「陣屋前朝市」、両方巡ってみてくださいね。

 

【二日目】飛騨高山で昭和レトロを懐かしむ!

江戸風情のある町並みを楽しんだ後は、今度は昭和レトロを懐かしむのもおすすめです!

飛騨高山では、昭和レトロの世界を体験できる観光スポットが3つもあります。

「飛騨高山レトロミュージアム」「高山昭和館」「古い町並み美術館」です。

ぜひ、気になる昭和レトロスポットだけでも行ってみてください!

それぞれの特徴を簡単にご紹介いたします。

飛騨高山レトロミュージアム


引用元:飛騨高山レトロミュージアム http://retromuseum.jp/

●飛騨高山レトロミュージアム

・JR高山駅から徒歩 約13分
・古い町並み・高山陣屋・中橋のすぐ近く
・昭和20年~昭和50年代を楽しめる
・昭和レトロゲームが豊富で遊べる
・学校給食体験や綿菓子作りもできる
・誕生日新聞の印刷
・昭和の町並み、おもちゃの展示など
・入館料:大人700円 / 子供500円
・営業時間:10時~16時

飛騨高山レトロミュージアムでは、昭和20年から昭和50年代の世界を体験できます。

昭和レトロゲームも豊富で、ゲーム、パチンコ、スロット、エアーホッケー、テレビゲームで実際に遊べます。

また、揚げパンやミルメークなど、昭和の学校給食体験ができることが飛騨高山レトロミュージアムの最大の特徴です。

その他にも、昭和の自動綿菓子機で綿菓子を作ったり、自分の誕生日の新聞を印刷したり駄菓子や昭和の町並みを楽しんだりできる昭和レトロスポットです。

高山昭和館

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出典:じゃらんnet 高山昭和館

●高山昭和館

・JR高山駅から徒歩 約15分
・古い町並み・宮川朝市のすぐ近く
・昭和30年代のレトロな町並みを再現
・昭和当時に使用していた本物を展示
・年代物のカメラや郵便切手、たばこ、おもちゃなどの展示
・昭和のパチンコやファミコン、ジュークボックスなどで遊べる
・入場料:大人800円 / 中高生500円
・営業時間:平日10時~16時 / 土日祝10時~17時

高山昭和館は昭和30年代のレトロな町並みが再現されていて、昭和の名優ブロマイドや駄菓子が販売、映画も上映されています。

昭和の象徴のような車「ミュゼット」に乗ったり、昭和のパチンコやファミコンで遊ぶことも可能です。

昭和横丁の町並みは、昭和の小学校の様子から家庭の食卓、家電、公衆電話、警察駐在所、病院の様子まで再現されています。

特に病院は昭和特有の消毒液のにおいまで再現しているというから驚きです!

ぜひ、高山昭和館で昭和レトロ体験を楽しんでみてくださいね。

●じゃらん「遊び・体験」から予約も可能!
じゃらんから予約:高山昭和館

 

古い町並み美術館

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出典:アソビュー 古い町並み美術館

●古い町並み美術館

・JR高山駅から徒歩 約15分
・古い町並み・宮川朝市のすぐ近く
・放浪の天才画家 山下清の原画作品・記録写真の展示
・昭和の展示物
・山下清なりきり撮影スポット
・誕生日の新聞を印字
・入館料::大人700円 / 中高生500円
・営業時間:9時30分~17時

古い町並み美術館は、ドラマ「裸の大将」でも有名な放浪の天才画家「山下清」の原画作品や記録写真の展示を鑑賞できます。

その他にも、昭和のポスターやミュゼットにバイク、おもちゃなども楽しめます。

山下清さんになりきれる撮影スポットや誕生日新聞の印字も!

お土産コーナーや休憩所、カフェもあります。

●アソビューから予約も可能!
アソビューから予約:古い町並み美術館

 

【二日目】東山遊歩道でお寺をめぐる!


写真提供:(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会 

●東山遊歩道

・JR高山駅から徒歩 約20分 / 古い町並みから徒歩 約10分
・1周5.5km(約2時間)
・見どころ:東山寺町、高山城跡など

JR高山駅から国分寺通りを抜け安川通りを歩いていくと、徒歩約20分の場所に県・市指定文化財の寺社が並んでいる「東山寺町」と呼ばれるエリアがあります。

緑も多く昔ながらの細い路地や歴史ある寺院があり、静かでゆっくりとした時間が流れています。

東山寺町では「雲龍寺」「大雄寺」「素玄寺」「天照寺」「法華寺」「宗猷寺」などが集まっていて、のんびり散策をしながらお寺巡りを楽しめます。

東山遊歩道は、1周5.5kmの約2時間のコースとなっており高山城跡(現・城山公園)へと続いています。

多くの観光客が訪れる飛騨高山の中では、ゆったりと静かに散策ができるスポットです。

 

飛騨高山「一泊二日」ゆるり旅!まとめ

今回は、飛騨高山の定番観光スポットを中心に「一泊二日」でゆっくりと見てまわれるプランをご案内いたしました。

【飛騨高山】一泊二日のゆるり旅!プラン内容
【一日目】飛騨高山の古い町並み
【一日目】高山陣屋で歴史にふれる!
【一日目】飛騨高山のシンボル!中橋
【二日目】飛騨高山の朝市を楽しむ!
【二日目】飛騨高山で昭和レトロを懐かしむ!
【二日目】東山遊歩道でお寺をめぐる!

歴史とグルメの町「飛騨高山」。

ご興味のある方は、ぜひ、足を運んでみてくださいね。

 

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